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Linux にインストール
Vapor を使用するには、Swift 5.6 以上が必要です。これは、Swift.orgで利用可能なツールチェーンを使用してインストールできます。
サポートされているディストリビューションとバージョン
Vapor は、Swift 5.6 またはそれ以降のバージョンがサポートする Linux ディストリビューションのバージョンをサポートしています。
!!! 注意 下記のサポートされているバージョンは、古くなる可能性があります。公式にサポートされているオペレーションシステムは、Swift Releases のページで確認できます。
| ディストリビューション | バージョン | Swift のバージョン |
|---|---|---|
| Ubuntu | 20.04 | >= 5.6 |
| Fedora | >= 30 | >= 5.6 |
| CentOS | 8 | >= 5.6 |
| Amazon Linux | 2 | >= 5.6 |
公式にはサポートされていない Linux ディストリビューションでも、ソースコードをコンパイルすることで、Swift を実行できるかもしれませんが、Vapor は安定性を保証できません。Swift repo から Swift のコンパイル方法について詳しく学ぶことができます。
Swift のインストール
Linux 上で Swift をインストールする方法については、Swift.org のダウンロードの使用を参照してください。
Fedora
Fedora ユーザーは、以下のコマンドを使用して Swift を簡単にインストールできます:
sudo dnf install swift-lang
Fedora 30 を使用している場合、Swift 5.6 またはそれ以降のバージョンを取得するには、EPEL8 を追加する必要があります。
Docker
Swift の公式Docker イメージも使用できます。これにはコンパイラが事前にインストールされています。Swift の Docker Hub で詳しく学ぶことができます。
ツールボックスのインストール
Swift をインストールしたら、Vapor Toolbox をインストールしましょう。この CLI ツールは、Vapor を使用するために必須ではありませんが、役立つユーティリティが含まれています。
Linux 上では、ソースからツールボックスをビルドする必要があります。GitHub のツールボックスのリリースで最新バージョンを見つけてください。
git clone https://github.com/vapor/toolbox.git
cd toolbox
git checkout <desired version>
make install
インストールが成功したかどうかを確認するためにヘルプを表示します。
vapor --help
利用可能なコマンドのリストが表示されるはずです。
次へ
Swift をインストールしたら、はじめに → hello, world で初めてのアプリを作成してください。